自律神経失調症

自律神経失調症

自律神経失調症とは、肉体的症状として慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、便秘、 下痢、微熱、耳鳴り、手足のしびれ、口やのどの不快感、頻尿、残尿感など、又精神的症状としてはイライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、ゆううつになる、感情の起伏が激しい、あせりを感じるなど様々で又その症状が一定せず日によってコロコロ変わるやっかいなものをいいます。これらは

不定愁訴

と呼ばれています。もはや、自律神経失調症という診断名は「診断名がつかない病気のための診断名」といったものになってしまっています。これらを病院で診てもらうとなると、内科・耳鼻科・脳神経外科・心臓外科・胃腸器科・泌尿器科・心療内科などまさに泥縄状態です。にもかかわらず、自律神経失調症に対し

鍼灸マッサージ

が対応できるわけには、ひとつの答えを持っているからです。それは「全ての病気は血の流れの不均衡によっておこるものである。」という大前提の理論です。鍼灸院に来られた時点では、たいがい慢性化・悪化していますので、しばらく継続する必要があるケースがほとんどですが、しかし、治療方針で迷うということはありません。

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