治療用の椅子
治療者にとって継続的に施術を行うためには、良い姿勢というのが重要になります。病院勤務時代はスペース・設備の関係で椅子を使って施術を行うこと自体が無理で、中腰が多く腰を痛めていました。独立して以降は、継続して施術を行うにはどうすればよいかをいつも考え、アーユルチェアーという椅子に辿りつきました。現在では、
針治療だけでなくマッサージでも中腰
が要求される時にはこの椅子を使います。この椅子の特徴は、「坐骨で座る」というもので、シコをふんだ姿勢になります。お尻の骨があたって痛いというのがありますが、慣れてくると気にならなくなります。私はたまたま東急ハンズで出会って購入したのですが、来院の患者さんには開業の歯科医師の方も多く、目聡く「これいいですか?」と聞かれます。歯科業界でも一般的に知られているようです。少し高価ですが、体のことを考えると安いと思います。しかし、長時間のデスクワークの方は座面が硬いので坐骨がいたくなるかな・・・・。