腱鞘炎
「腱鞘炎」
とは一般的には手首でおこるものをさしますが、その他「テニス肘・ゴルフ肘」や「ばね指」もこれに含まれます。しかし今回は手首に絞ってお話しましょう。原因としては
1.反復的に動作することによっておこるもの。私のような
マッサージ師
や物書き(漫画家・イラストレーター)が仕事として親指を酷使したり、バトミントン選手や卓球選手が手首を酷使したりしておこるものです。しかし、それはこちらは実際少数であり、
2.ほとんどは腕の血行循環不良によるものになります。(因果関係が具体的には思い浮かばないもの)。
この場合はどうみるかというと、
肩こり
と同じ様に考えていきます。手首まわりの筋肉や腱が血行不良で気づかぬうちに硬くなっていて、体調を崩すなどの要因が引き金となり(妊娠中・産後の授乳期にもよくみられます)、一気にひどい炎症を起こってしまうのです。
治療方法としては腕全体の血行を良くするように、首すじから腕にかけてのマッサージ・針治療で対応できます。「腱」は「筋肉」に比べ血が流れの悪い所なので、少し回数は必要になります。