不眠症
患者さんがよく口にする言葉に「治療を受けだして夜眠れるようになりました。」があります。
腰痛・肩こり・膝痛・五十肩
などの外科的症状で来院したのに、意図せず主訴ではない内科症状の
不眠症
まで改善してよかったというケースです。ではなぜ、主訴以外の不眠症まで治ってしまうのでしょうか?睡眠は自律神経といって本人の意識と関係なく自動的にコントロールする神経によって支配されています。自律神経はアクセルの役割の交感神経とブレーキの役割の副交感神経からなり、交感神経が優位になると目が覚め、副交感神経が優位になると眠くなるというはたらきをしています。つまり、不眠症は自律神経のオン・オフがうまくできなくなる
自律神経失調症
の一つと思ったら良いでしょう。
マッサージ・針治療
により体の血液循環が改善すると自律神経のはたらきも改善されるということを意味しています。