腰痛・ぎっくり腰
鍼灸院において腰痛
は患者さんの訴えで1番多いですものです。ひとくちに腰痛といっても症状、治療回数、期間などからいって、急性腰痛と慢性腰痛の2つに分けることができます。ですが、その種類と問わず
針治療は非常に高い効果
があります。さて、2種類の腰痛の違いはというと急性の場合を一般的に
ぎっくり腰
といいます。かがむなどの動作の瞬間「ギクッ」となって歩行困難になり、ひどいと介助してもらわないとひとりでは歩けないケースなどもあります。症状としては重症にみえますが、治療回数自体は1回~数回でなおってくれます。一方、見た目の症状以上に手ごわいのは
慢性化した腰痛
長い期間、こんなものかと放置していたり、シップのみで誤魔化し続けていたりして、すこし歩くと痛くなる、立ちっぱなしで痛くなる、仰向けで寝ると痛いので横向きにしか寝られない、ときに
足までしびれる(坐骨神経痛を併発)
などといった症状をかかえ、またそういった状態で年に2・3回急性のぎっくり腰をおこすといったケース。これを根治しようと思えば、針治療を半年~1年くらいは続ける必要があります。よく「患っている期間だけ治療期間がかかる」といったりしますが、そこまででないにしても、一定期間は必要になります。しかし、きちんとすれば必ず根治できますので、慢性腰痛を本気でなおしたい方はぜひご相談ください。