「針」と「鍼」

の違いについて。一般的に「針」といえば、縫い針(needle)のことをいいますが、はり治療用のはりは「鍼」と書きます。わざわざ違う漢字があるということはそれなりに理由がありまして、いちばんの違いは形状。その中でも気になるのは太さ。木綿針で0.84mm、絹針で0.56mm、普通地用の針で0.71mmだそうです。一方、

治療用に当院で使用している鍼

は0.14mm。太さでいうと普通地用と比べると約5倍違うことになります。断面積ともなるとπr2なので約25倍ということになります。縫い針を打ったら痛いでしょうね。(かくいう私も普段から自分の治療で自分に鍼を打ちますが、さすがに縫い針を試しに打ったことはありません。古代では標準サイズだったかもしれませんが・・・。)小さい頃に親から「足に針が裁(た)ったら危ないからきちんとかたずけろ」といわれていましたが、治療用の鍼ではというと足に

合谷の置鍼鍼と針裁ちようがありません。曲がってしまいます。

はりの専門学校

に入学したての頃を思い出しますが、そう簡単に鍼が体にはいってくれるものではないのです。

ちなみに、髪の毛は0.2mmで、

注射針

は細いもので27G(0.4mm)

だそうです。それでも「入るの想像すると恐い。」という声が聞こえてきそうですが、「このイヤなのと交換条件で治すのだから、がんばって下さい。」と励ます毎日なのであります。

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