外反母趾

外反母趾

外反とは医学的に、体の中心線から外側を向くことです。つまり「外反母趾」とは、足の親指が外側の指に乗り上げ重なって変形してしまっている状態をいいます。原因については、巷で述べられている難しい解剖学など考える必要はなく、ただ”土ふまずのコリ”と考えてもらって結構です。土ふまずの筋肉群は足の親指を「内反屈曲」させる機能をもち、土ふまずが硬くなってしまうとその機能を失い、足の親指が「外反伸展」位に固着してしまうのです(ですから正確に言うと「外反伸展母趾」という名前になると思います)。更にもう少し丹念にみると、内くるぶし~ふくはぎ内側とシンスプリントの時説明した、足の親指の屈筋群まで硬くなってしまっています。これは、

鍼灸の経絡

でいいますと足の陰経の病気となり、「三陰交」「照海」などが治療点になります。これらのことから青竹踏みはご自身でできる外反母趾の治療・予防法ということになります。

脳神経外科

前の記事

顔面けいれん
自律神経失調症

次の記事

自律神経失調症