変形性膝関節症

変形性膝関節症

変形性膝関節症に対する誤解

をあげてみます。まず「骨だから治らないでしょう」という誤解。「骨は新陳代謝しない」という思い込みからくるものですが、人間の細胞は全て新陳代謝しており、臓器によってそのサイクルは異なりますが、骨の場合、年齢の10分の1の期間に半分入れ替わるといわれています。つまり、40歳の場合4年間で半分入れ替わる計算になります(もし新陳代謝しないとなると骨折したら治らないことになりますよね)。それから「女性ホルモンの減少などにより軟骨のみ傷む」という誤解。変形をおこしていく経過を正確に辿ってみますと、まず、足全体の血行不良が加齢・運動不足・職業病などにより徐々におこります。すると、足の内側OR外側の筋肉や腱が硬くなっていきます。そして、より硬くなっている側に縮んで「く」の字に倒れていきます。そうすると、内側OR外側の軟骨が押さえつけられる形になり、削れていきます。加えて、重要なのが同時に反対側の関節面の隙間が広がり、関節面を安定させるため、反対側に軟骨の再生がおこり、より、変形が強化されてしまうといった具合です。つまり逆にいえば、変形した形で軟骨再生する前に、筋肉や腱を正しくし、関節面の接触を正しくすれば、再び正しく軟骨再生できるということです。ですから、

鍼灸マッサージ

では完全に固まってしまう前であれば、治療することは充分に可能であるということです。ただ、変形が元でおきた関節炎による痛みは早い段階で治癒できますが、骨の再生サイクルはスローですので、

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自体の矯正の治療期間はそれよりも長くなります。

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